21世紀の私。(01/09/05)

 私の21世紀は手塚治虫によって始まりました。勿論、「鉄腕アトム」です。このアニメに出てくる未来の街、未来の乗り物に心ときめかせました。高層ビルとそれを繋ぐハイウェイ、エアカーやロケット。そして、当然のごとくSFにのめり込んで行きました。科学技術の発達を望みつつ、精神文化の問題に心を悩ませた青春時代でした。
 21世紀が現実になった今、個人でコンピュータをあやつり、携帯電話で連絡を取る生活が当たり前になっています。人間の遺伝子が解析され、遺伝子治療やクローンが現実問題になってきています。しかし、一番可能性の高いと思っていた宇宙旅行は遅れています。人工頭脳もいつになったらできるのでしょう。ドラえもんの開発は100年延期されたようですが、2003年には科学省天馬長官により天馬トビオ(アトム)が完成するのでしょうか。
 先日発表された平成12年簡易生命表によると、
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life00/index.html
私の場合の平均余命はあと35歳つまり79歳ということになります。医学が発達すれば理論上120歳まで生きられると言われています。しかし、テロメアを遺伝子操作できれば不老不死も夢ではない時代が来るかもしれません。もしかしたら、私達の世代が最後の老衰で死ぬ世代かもしれません。
 では今分かっている21世紀の姿を見てみましょう。
2005年 (48歳)ロータリークラブ創立100周年
2007年 (50歳)日本の人口が1億2778万人とピークに達し、以降は減少に転じる。
2010年 (53歳)日本のインターネット普及率が全世帯の8割に。
2013年 (56歳)伊勢神宮の式年遷宮。
2028年 (71歳)10月27日に直径1.6キロの小惑星が地球をかすめる軌道を通過。
2030年 (73歳)9月21日に小惑星状物体が地球に最接近。月までの距離の11倍まで近づく。  
2036年 (79歳)私の寿命です。
2051年 (94歳)日本の人口が1億人を割る。
2062年 (105歳)ハレー彗星が76年ぶりに地球に接近。
2071年 (114歳)世界の人口100億人突破。9月16日に小惑星状物体が地球に激突か。NASAの計算では確率1000分の1。
2076年 (119歳)日本の人口7000万人台に。岸和田東ロータリークラブ創立100周年
2080年 (123歳)世界の平均気温が20世紀末より3.9〜1.2度高くなる世界の石油資源、底をつく。
2086年 (129歳)小惑星ヘーザーが地球から105万キロまで大接近。  
2095年 (138歳)日本の人口6000万人台に。  
2101年 (143歳)22世紀を迎える。